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私と音楽

音楽と私

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「オカリナの町ところざわ」を夢見て10年!  岡本詔一郎 さん

【 岡本詔一郎(おかもとしょういちろう)さんのプロフィール 】
1942年大分県宇佐市生まれ。退職まで全く音楽とは無縁の生活。
趣味で陶芸をやっていたこともあり、オカリナを作ってみたくて体験教室へ。
オカリナの魅力に惹かれ、オカリナを作ったり、同好会等を立ち上げたりして楽しんでいる。
現在は鼻笛作りや鼻笛の紹介に夢!
音感・リズム感等が無い者でも、楽器等を演奏し楽しめる社会を実現したい。

(写真上:同好会の発足時の記念写真)
(写真下左:昨年の全員奏時、薦められ突然舞台へ。鼻笛奏)
(写真下右:10周年記念発表会の第2部のプロオカリナ奏者と記念撮影)

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♪♪ ゼロから始めてすぐに同好会設立 ♪♪

「音まち」がことしになって目にとまり、先日、市役所に行った折、受付で“音まち”関係部署をお聞きした。耳慣れない「文化芸術振興課」を教えていただいた。

 10年前、陶芸をやっていたこともあり、陶器で出来たオカリナのことが頭の片隅にあった。しかし、音楽には無縁なだけでなく!コンプレックスの塊だった。親父がハモニカを楽しそうに吹いているのを見て羨ましかった。
 一枚のチラシから、一変! マンドリンをやっていた妻から「オカリナの体験教室が西友のB館であるので行かない?」・・・。
 30分ほど説明と吹き方をちょっとだけ教わり、吹けそうな気が起こり、教室に入会したい!と言ったら、「岡本さん一人なので教室が開けません」・・・。
 気持ちがその気になっていたので、オカリナを買いに池袋のヤマハへ・・・。 見せられる教本はどれも自分に合いそうになく、他に、他に!と言っていたら、事務所の奥からガリ版刷りの教本名が書かれたコピーを見せられ、これだ! 「これを見せて下さい」。
 この教本との出会いが私のオカリナ人生を決めた。オカリナは体験で習っただけなのに!

 童謡唱歌集の曲を易しそうなのから吹き始め、直ぐに最初のページから順に最後まで一気に70曲ほどを吹き捲った。4月2日の体験から一月ほどたってから、女房に「公民館でオカリナ教室を始めたい」・・・。呆れていた。
 しかし、「ときめきライフクラブ」の仲間の懇親会で「オカリナ同好会を作るので参加して欲しい!」と持ちかけ、6月27日に生涯学習センターの4号室で産声を上げた。
 名前をどうするか? 先生が居ないので同好会が良かろうとなった。10名で発会!

もともと陶器でオカリナを作りたくて始めたので、見様見真似でオカリナ作りも始めていた。その翌年の3月の学習センターまつりでは、会員募集を兼ねてオカリナ教室を開いた。その時、教室で使ったオカリナは自分の手作りだった。
 ところが事件が起こった!「吹いていたら吹き口が溶けだした」と知らされ吃驚。作って乾燥したまま表面を固めていたので、唾が一杯出て水が付いた結果だった。そこで宇田川さんの奥さんが機転を利かせ、「島村楽器でプラスチックのオカリナを売っているので買って来ます」・・・。

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♪♪ いつも新しいことに挑戦 ♪♪

 その同好会が、昨日、10周年記念発表会を小手指公民館分館ホールで、満員の聴衆の前で、独奏、グループ奏、全員奏、ピッコロ、ジャンボオカリナ各種、斉唱、アンサンブルなどなど、50名が舞台に! 持ち前の「本番に強い!」をいかんなく発揮し、見事に聴衆を魅了してくれた。

 私は7周年記念の発表会を最後に会長を退き、記念コンサートだけ聴かせてもらう身に成った。今は創始者の立場で、立派になって行く「所沢オカリーナ同好会」を見て頼もしく、誇りに思っている。
 発足一年目から、航空公園の春と秋のフェスティバル参加や介護施設への毎月数回の訪問演奏、また、市民音楽祭には約50名でミューズ・アークホールの舞台に2度ほど立たせていただいた。
 オカリナは高齢者にとって、とっ付き易く、身軽に持ち運べ、しかも自分が吹いていて土の音なので癒される気持ちに成り、一生の友となる方が多い。
 オカリナ礼賛になるが、この10年間、私が教えた同好会の会員120名、一人も亡くなっていない。~会員のみなさんの平均年齢は現在70歳強の筈~。手先、肺、頭をフルに使うので、健康に良い証拠ではないだろうか!

 現在、私は女房のマンドリンと一緒に介護施設で毎月演奏させてもらっている。4年ほど前からは中央公民館で「メークオカリーナ」の会を立ち上げ、オカリナ作りの指導と、それぞれ自分で作ったオカリナを使い、中央公民館まつりの舞台で演奏を楽しんでいる。

 今回の10周年の同好会の発表会は「音まち」の推奨には間に合わなかったが、ピートコさんのホームページに掲載して頂き、お陰さまで大勢の方がコンサートに来て頂き感謝に堪えない。
 ピートコの杉山さんから、次回の発表会はぜひ「音まち」推奨音楽イベントに推薦させてください、と言って頂き、水野会長に話したら、喜んでいた。

 少し私個人のことを! 自分は習うことが不得手で、自分で考え、世の中にまだ無いことに挑戦するのが好きで、改善しながら作っていくのが無性に楽しい。しかし、ピークに達すると興味が無くなり、次のテーマに気持ちが移って行く。
今は鼻笛の魅力にとりつかれ、“歌うより吹き易い鼻笛”の夢を目指して、鼻笛作りに励んでいる。
また、手作りの鼻笛ペンダントを下げ、機会を捉えて吹き捲り、驚いた顔で聴いて下さるみなさんを見て楽しんでいる。
                     (2015.6.21記)